山口県内の高校などで43年間の教員生活を送った元教頭の辻村政志先生が、学校で感じた課題や解決のための処方箋を綴った論文をまとめ『学校を強くする 教育現場からの生の声』(牧歌舎)として、2017年6月に出版されました。
朝日新聞山口版(6月28日)に紹介された記事では、1998年頃から教室で感じた生徒指導などの課題や、自分なりに考え、実践した解決法などを論文として書くようになられたことや、その後、辻村先生の論文が県教委から問題視され聴取を受けたばかりか、表現の変更・記述の削除を求められたこと、勤務先の校長を通じて出版するなとの圧力がかかった経緯などが詳しく紹介されています。
現場ならではの鋭い問題提起が、あまりにも急所をついていたためではないでしょうか? 書籍の内容、紹介記事とも非常に力の篭ったものとなっております。書籍のご注文は書店かアマゾン等を通じて、記事の詳細については弊社まで直接ご連絡ください。(03-6423-2271)