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お知らせ

「おーいお茶」の俳句賞に宗本さんの句が入選!

 難病と闘いながら句作を続ける宗本さんの作品が「第30回伊藤園新俳句大賞」の佳作特別賞を受賞しました。
 松尾芭蕉の「奥の細道」紀行300周年にあたる1989年(平成元年)から始まったこの俳句賞は、近年では応募句数が200万句に迫ってきているという盛況ぶりですが、幼児から高齢者まで世代別に部門を設けて審査するのが特徴。また、「、「季語」などの俳句がもつ厳密なルールは問わないことにしました。季語がなくても、多少「字余り」「字足らず」であってもかまいません。厳密なルールにとらわれず、感じたこと、思ったことを五・七・五のリズムに乗せて自由に表現する独自の表現手法は「俳句」ならぬ「新俳句」です」というコンセプトが広く受け入れられているものと思われます。「英語俳句の部」もあって、海外からの投句を集めており、俳句の国際化にも一役買っています。
 さて、今回入賞の宗本さんの句は、

    木 犀 や 誰 彼 問 は ず よ く 喋 る

 モクセイは小さな花がいっぱい上を向いて咲きます。幼稚園児がたくさん集まっててんで勝手にワイワイおしゃべりしているようなイメージでしょうか。
 動かせるのは指先だけという難病の宗本さんが、花たちを見つめて声をかけました。