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お知らせ

中外日報に岡村さんの『祖父 野澤源次郎の軽井沢別荘地開発史』書評載る

 一宗一派に偏らないユニークな宗教専門紙として知られる『中外日報』2019年11月1日号に岡村八寿子さんの著書『祖父 野澤源次郎の軽井沢別荘地開発史』の書評が掲載されました。


2019年11月1日付『中外日報』より転載

(全文紹介)
「祖父の業績を本に  
 長崎の浄土宗寺院出身でNPO「氣の活用コム」理事長として活躍する岡村隆二氏の妻・八寿子氏による祖父・野澤源次郎氏の事業をまとめた本『祖父 野澤源次郎の軽井沢別荘地開発史』=写真=が長野・軽井沢で話題となっている。避暑地としての軽井沢は、1886年にカナダ生まれの宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏がこの地を訪れ、その美しく清らかな自然と気候に感嘆して別荘を建て、内外の著名人に保健と勉学の適地と紹介したことが最初だといわれる。しかし、1910年の大洪水により軽井沢は壊滅的に破壊された。
 本書は翌11年から33年にかけての開発の経緯を20枚の古地図上に示し、豊富な資料や、源次郎氏の親族しか知り得ない貴重な証言を盛り込んでいる。
 また源次郎氏に強い影響を及ぼしたとみられる3人のアドバイザー(日本の林学・造園学の先駆者である本多静六、洋風建築や理想的な別荘地の在り方に精通する橋口信助、都市計画と都市経営の第一人者である後藤新平の3氏)を紹介。荒涼とした原野がわずか十数年で緑豊かな別荘村へと変化していく様を、年代ごとに改まる別荘図に見いだし、3氏の提言がどのように具現化されているかを検証する。
 本体価格3千円、牧歌舎刊。問い合わせは氣の活用コム=電話090(2454)7672。」