新任教頭時代、平成二十三年から平成二十六年の足掛け四年間で書き留めた「今週のコラム」135編と特別号2編の137編。この時期だからこそ是非伝えたいと、筆者が学校の先生達だけでなく、みんなが元気になって欲しいと、人生肯定の哲学をぶつけたコラムの集大成。
滋賀県立石山高等学校長・滋賀県高等学校校長協会長の責務を終えて帰宅した著者がその夜、「薄氷の上にいる感じだった……」と漏らした言葉。三十五年間教職にあった彼の生徒たちへの惜しみない情熱を覚えながらも、日々職場においてどのような心情で過ごしてきたのかを綴った数々の「言の葉」を、著者の妻である溪久が一つにまとめ上げたもの
「カジュアル哲学」とは、哲学をもっと身近な言葉で語り、日常生活に役立つものにできないかを探究してきた著者が提唱したものである。この命題の追及に情熱と信念を傾ける著者は、毎年著書を発行。本著で14冊目となる。日常の家庭生活から人間の深奥、社会問題から文化芸術、きしむ日本の政治から混迷す る世界情勢まで、多岐にわたるテーマを独特の視点から分析し提示する。
魚の命を大切に思い丁寧に再生させる。そして句を添えて独自のアートを完成させる。日本で初めての魚拓と俳句のコラボ作品集、十五年ぶり待望の第2弾。
やまとうたで「聴く」自然の情景。古文や短歌に縁のなかった作者が、自然を主題としてやまとことばだけで詠んだやまとうた。言葉のリズムや音の流れが紡ぎ出す、旋律のない音楽。耳から覚えた万葉歌を触媒として、自然や命へのまなざしから生まれた山川のための歌。古語辞典なしで内容理解ができる註釈付き。
元気いっぱい、小学生5人組が裏山に秘密基地を作ろうと探検に出かけたところ、「ミュー、ミュー」と弱弱しいなき声がどこかから聞こえ… 「裏山探検隊」と子猫のミューとの出会いと描く「僕ら裏山探検隊編」ほか連作4編を収録。
江戸時代以前の海賊、漂流、鯨捕り、海外雄飛など、海や船をテーマにした小説のガイドブックです 前著刊行~2020年3月まで、著者が収集した既刊本(古本)+新刊本100冊を、作者別、キーワード別に仕分けました。どうぞ、前刊と共に本書を一つの手掛かりにしてお好みの海の香りが漂う歴史時代小説を手にし、お楽しみ下さい。 《ネタバレに注意!!》
ウイルスの概念もない明治末期に「検疫の大切さ」を理解していた軍人がいた! 日露戦争を勝利に導いた名将にして、武力に頼らず台湾を近代化に導いた偉大な政治家でもある児玉源太郎。 その活躍と人生を余すことなく語り尽くす。
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