能面師の著者が紡ぎ出す珠玉のエッセイ28篇。能面作りはもとよりダンス、酒、音楽、作家論、人生訓などの、桎梏のとれた筆致は格調高く、時にはアイロニカルに冴えわたる。
「海洋もの」の歴史時代小説は、戦後の低迷期を経て、昭和30年頃から再び書き始められた。本書は各文学賞を受賞した大家から、気鋭の新人まで、300名以上の作家が精魂込めて書き上げた「海洋もの」の歴史時代小説700冊をキーワード別に紹介したものである。
遊び心とは他人を思いやる気持ちと一体化すること。 著者が自身の経験を通して、仕事や対人関係、政治や社会環境、更には日本の歴史など多岐にわたる観点から現代日本人の働き方に対し一石を投じた、今を生きるための必読書。
「知の意識」、「生の意識」、そして「共合」の概念を創り出す!「進化融合論」―人間の脳進化の中で、「知の意識」による人間と自然界との関係を過去から未来に亘り考察し、人間が自然と一体あるいは一体感を持つことによって、自然科学/技術および人工造成物による自然破壊と人間破壊の危険性から回避する方法を提唱する。
漢字、ひらがな、カタカナの三十一音で詠む短歌千首。漢字は、音読・訓読の好きな読み方で表しているため、三十一音で構成されている。萬葉仮名の手法も執りいれる。短歌の一句及び二句の冒頭に枕詞を詠み、千首一律に詠う。
「一億総中流」の幸せは崩壊!そして、格差と将来不安に悩む、現代日本―AI・少子高齢化時代を生き抜く「働き方改革」を考える。
貿易商・野澤源次郎のおこなった軽井沢別荘村づくり。その全貌を解き明かす!荒涼とした原野のまま放置されていた軽井沢の地は、わずか十数年で世界有数の別荘地へと生まれ変わった。百年先を見据えた緑化計画はどのように立案され実行されたのか?また、源次郎を支えた3人の男とはどのような人物だったのか?明治44年から昭和8年にかけての開発の経緯を、古地図20枚上に示すなど、丹念な研究・調査結果、豊富な資料、源次郎の親族にしか知りえない貴重な証言を見やすく、分かりやすく盛り込んだ、軽井沢研究史の決定版。堂々の刊行。
文学としての創作短歌ではなく、 お題の言葉一語一語によって 呼び起こされたイリュージョンが作った、 著者独自の環世界を表現した珠玉の歌集
「陰暗なるwebのサイトで活動の中、今作品は前作同様一冊の本として光輝を放つ。 金銀を鏤めた文章は天にも昇りつめる様に生きている私の哲学の証である。 本作「罰を宣告された哲学」に於いては哲学の言霊とも言えよう。 短い文章に集成された私の精霊から核心を読み明かして頂きたい」(帯文より) 「●●とは」で始まり、「●●である」と受けるかたちでシンプルに表現された異色の〈哲学詩集〉といえる内容です。 不思議に味わい深い作品の数々は、前作同様、読み手の解釈により複雑な色合いに輝きます。
日常生活の森羅万象のもろもろにこの哲学が活きている 哲学は役に立つか?を探求し続けて シリーズ第12弾
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