明治末期、二人の青年の熱情と志によって築かれ、今や消防車の世界的リーディングカンパニーとして知られるモリタ(株式会社モリタホールディングス)のトップを務めた著者によるモリタの成長の記と自身の回想録。飽くなき技術への挑戦と人の和を旨としてきたモリタの良き伝統を後世に遺したいという思いが込められ、古き良き時代を彷彿とさせるとともに、企業とはどうあるべきかを考えさせられる貴重な記録である。
日常の何気ない出来ごとや社会の変化、さらに自然風景やそこに生きる者たちへ向けられた至誠のまなざし。読む者の心をとらえて離さない、珠玉の一編!至誠の歌人「田所翠」がおくる待望の歌集・第五弾!
運・不運は「出会い」を生かすか、生かせないかで決まる。ツキ=幸運を呼び込む秘訣は「素直」になること。著者自身の「確かな体験報告」を交えて、一連の「導き」=『奇跡』を極める集大成の書。若い世代とシニア世代への著者からのメッセージ。
テレビ放送会社にカメラマンとして勤務した著者による自分史。 生い立ち、両親と兄弟、旧友たち、そして中学生になってのカメラとの出会いなど、未来を運命づけるかのような青春の日々が、ていねいに回想されている。 いっぽうで、長男でありながら家業を継がなかったことの心の揺れが、父への想いにからんで払拭できないでいた。 そうした半生をプレイバックし、著者は本書を「履歴書」であり「遺言書」であると記しているが、じつは今もまだ、心の中ではシャッターを押し続けているのだ。
勤務20年、こだわりスーパーFUKUSHIMAYAで勉強した商いの基本!10余年のコンサル業で実践、そして核心に。
流れ星の力を借りて、ゆうびんやさんが大変身。 ハイタツビームをお届けすれば、ミサイルもバクダンもあんなものに早変わり? 「世の中が平和になるように、願いを届けて」 女の子から、送りようのない「願い」の配達を頼まれた郵便屋さん。 流れ星の力でハイタツマンになった彼の行動は、人々を苦しめる兵器を、誰もが大好きな〈あるもの〉に変えてしまうことでした。 「反戦・平和」をテーマに、シンプルな絵とストーリーで、子どもから大人まで楽しめる内容です。 対象年齢:2歳から。
言葉を失いがちな現代に特異な光彩を解き放つ「罪なる哲学」は、其の現代の哲学そのものである。端的な剃り落とされた其の短い文章に於いて、「私」其のものの哲学が有る。其処に世知辛い世の中より切り離し放たれた核心が読める。生きると言う事自体が哲学である。この「罪なる哲学」は現代に異端とも言えようが、此処に集大成された。
「百名山」に続き、ついに「二百名山」完登!前作『超多忙夫婦の日本百名山』の出版から10年。昨年古希を迎えた夫婦が、家族の協力を得て時間を工夫し、到達し得た日本二百名山の記録。
旧国鉄全線の完乗を達成した著者が30年後の傘寿に挑むのは私鉄全線の完乗。若者に負けない体力、気力、判断力、決断力を鍛え、「青春18きっぷ」も活用しながら、トロッコ列車、リニアカー、路面電車、モノレール、ナローゲージ車などの全国の私鉄のすべてに乗りまくったおもしろ旅エッセイの第六弾。「大型客船で地中海・大西洋を航く」、「北海道バス旅1200キロ」、「近江路をめぐる旅」、「新潟・米沢の城下町を歩く」も併載。
私と同じサラリーマン道を歩む息子よ。わが知恵と心の財産をいま君に贈る。40年余のサラリーマン生活の折節、日々向上を目指して書き留めてきた情報カード1万枚。カードに滲む一つ一つの言葉が、君に知恵と勇気を与えてくれる。
彫刻家であり、詩人である高村光太郎。かの『智恵子抄』の作者でもある光太郎の一連の作品の紹介に加え、寡黙であるが故に意志が強そうにみえて優柔不断なところもあるその人生をも余すところなく探求する。後半部ではロダンやミケランジェロの見聞など、著者のヨーロッパ旅行記も掲載。
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