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社史編纂・記念誌制作

【社史】制作についてのアドバイス集

1.理想の社史とは

 理想の社史には、以下のようなことが求められます。

・創業の理念と目的を明記すること
 創業者の起業の理念やビジョンがどのように会社の根幹を形成したのか、どのような情熱や目的を持ってスタートしたのかを明確にすることが重要です。

・企業の重要な一里塚となること
 企業の成長過程における重要な出来事や転機をしっかり記録し、成功や挑戦の足跡を振り返ることが大切です。これには、新製品の開発、拠点の拡大、顧客基盤の拡大、戦略的パートナーシップの形成などが含まれてくるでしょう。

・革新と変革の内容を記録
 どのようにして市場の変化に適応し、革新を続けてきたかを示すことは、その持続可能性と競争力を強調するために重要です。

・社員の貢献
 社員一人一人の努力と貢献が企業の成功にどう関わっているかを示すことで、企業文化と価値観をより深く理解することができます。社員のインタビューやエピソードを含めることで、リアリティーと親近感を持たせましょう。

・コミュニティーとのつながり
 企業が地域社会や広範なコミュニティーにどのように貢献してきたか、その社会的責任と影響力についても触れておきましょう。

未来への展望
 これまでの実績に基づき、会社の将来像や今後の目標、ビジョンについても触れることで、読者に企業の成長可能性と方向性を示すことができます。
 理想の社史は、単なる過去の記録ではなく、企業の本質や価値観、そして未来への希望を描くものです。それは、企業のアイデンティティーを形づくる重要なツールとなるのです。


社史制作アドバイス集 目次