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社史編纂・記念誌制作

社史編集者の日常

1.色の道は険しい


 社史はカラフルになった。ただ、本番と同じ紙に刷った色の最終校正で、「色が違う」とお𠮟を受けることも間々ある。実はこれ、違っても仕方がない。

  最終校正の前まで、お客様はPC画面とその出力紙上で色を確認される。プリンタの多くはインク(トナー)にレーザービームを当て紙に定着させるインクジェット方式。赤、青、黄、スミ(黒)4色のインクの混ぜ合わせで、中間色を表現する。

  一方、本番の印刷の多くは、赤、青、黄、スミ4色のツブツブノの点の濃淡で中間色を表現する。ルーペで見れば分かるが、印象派の絵画のような技法である。印刷方法の違いに紙質の紙質まで加わる。

  色の道は印刷でも険しい。
                              by Shingo



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