社史に限らずビジネス系の単行本、雑誌では固有名詞と数字のミスは許されない。それでも、現実には間違いやすい名前はある。
例えば、苗字ではさいとうさん。「さいとう」と打って上から順に5名紹介すると、「斎藤」「齋藤」「齊藤」「斉藤」「西塔」と候補が挙がる。「西」はもちろん、「斎」「齋」「齊」「斉」もそれぞれ別の漢字であり、「斉」も別字の略字ではない。さいとうさんが複数いる会社は神経を使う。
名前ではたろうさん。「太郎」と「多郎」の違いはさすがに見落とされない。でも、字姿が似ている「太郎」と「太朗」だとそれほど安全ではない。
電子媒体なら修正も一瞬。でも牧歌舎の作る社史はずっしり重い紙媒体。直しも効かず後世に残るものと心して、校正している。
by Shingo