2026年8月10日更新
例えば、スターリンは粛清した政敵を集合写真からも消した。同じ写真の修正前後が残っているから分かるのだ。修正可能という弱点はあるが、写真も立派な史料である。社史にも写真は欠かせない。
社史の写真は、いつ、どこで撮られたか、だれ(個人、社内外)が撮ったか、目的は何か(記録、宣伝、私的な記念)も大事だ。一見日常風景でも、戦争中の「国策写真」は戦意高揚や世論操作の意図があった。写真の意図が分かれば、掲載必須かカット可か、挿絵扱いか、掲載場所などを判断する根拠となる。
そして、こうした写真の背景情報は、お客様しか分からない。正確な社史を作れるかは、ここでもお客様の協力にかかっている。
by Shingo