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社史編纂・記念誌制作

社史・記念誌の参考文例集

編集後記


 当園が設立された○○ 年は、第1次世界大戦を経て日本において資本主義が成長し、いわゆる「大正デモクラシー」と呼ばれる時代を生み出す一方、社会不安が増大する中で社会事業の成長をみた時期でした。それから100 年を経た現在、わが国では「少子高齢化」「人口減少」という重大な社会的変化をふまえて、将来に向けた新たな展望が模索されています。
 このような社会状況の中、さまざまな時代の変化に対応し、それを乗り越え、創立100 周年を迎えた当園は、○○ 年〇月〇日の理事会において、創立100 周年記念事業の一つとして100 年史の刊行を決定しました。その後執筆及び編集については○○研究会が協力することとなり、○○ 年〇月〇日の第1回編集委員会から具体的な作業が始まりました。以来○○ 年〇月〇日まで計〇回の編集委員会を開催し、執筆、編集作業を行ってきました。
 本書に先立ち、○○年に創立70周年記念として刊行されていた『社会福祉法人○○園70年史』は、その本文と資料の充実した内容によって関係各方面から非常に大きな評価を得ており、本書の執筆にあたって貴重な先達となりました。短い作業期間の中で、本書がこの偉大な成果をどれほど受け継ぎ、発展させることができたかについては心もとない次第ですが、ここに本書を上梓できたのは、『70年史』の成果と、園が継続してきた資料の収集・保存作業の賜物であります。本書が当園の次の時代に向けた指針の一翼を担うことができれば幸いです。
 なお、引用文の一部に、現在では不適切な用語とみなされる語句が含まれていますが、歴史的事実を正確に伝えるため原文の通りとしました。  

平成○○年○月
記念誌編纂委員会