強さとは、己の弱さに敢えてうち勝つことである。だから強さを持ちうるのは本来の弱者のみである。弱者が強さを得ているとき、そこには独特の真剣さ、孤高の美しさが現れる。孤高ではあるけれども、それは実は普遍的なテーマに関わることを察知せしめるのであり、見る者に神秘的な感動を与えるに至る。私が求める真摯さとは、そのようなものである。
1998.02.21
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